2009.10.15

Why we call today the present

Yesterday is history, tomorrow is a mystery;
「昨日」は歴史で 「明日」は謎

but today is a gift.
だけど 「今日」は贈り物なんだ

That is why it is called the present.
そんなわけで 現在を「プレゼント」と呼ぶんだよ

(by Eleanor Roosevelt)

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2009.07.26

Australia's national anthem: Advance Australia Fair

この動画は、オーストラリアの国歌 『Advance Australia Fair』です。
とりあえず、竹馬自身の解釈による歌詞の和訳を置いておきますが、
「ここが違うんじゃないか」とか「こうするともっと良いよ」という意見がありましたら、
どんどんお聞かせください (人‐ω‐)

[歌詞] ※1番目のみ
Australians all let us rejoice, For we are young and free;
We've golden soil and wealth for toil, Our home is girt by sea;
Our land abounds in Nature's gifts Of beauty rich and rare;
In history's page, let every stage Advance Australia fair!
In joyful strains then let us sing, "Advance Australia fair!"

[和訳]
すべてのオーストラリア国民よ 喜ぼうではないか
この国は若く 自由であり 黄金の土地と 労苦の末に得た富がある
郷土は海に囲まれ その大地は天の恵みに満ちている
自然の美しさは 豊饒で たぐいまれなものだ
歴史の軌跡の中では どんなときも オーストラリアを真っ直ぐに前進させよ
喜びの調べにのせて さあ歌うのだ Advance Australia Fair!


この歌詞の面白いところは、
let us sing, "Advance Australia fair!" の箇所に見られるように
各節の最後に曲名自体が組み込まれていて、自己言及的になっている点です。

つまり、『Advance Australia fair』という曲の歌詞の中に
「『Advance Australia fair』を歌おう」という一節が含まれているわけです。
再帰的な要素を含む歌詞って珍しいですよね。

ところで、作成されたのが19世紀のためか、全体的に古めかしい言葉で書かれています。
以下に詳しく書いていますが、ネイティブ英語話者でも、
この歌詞の厳密な意味を問われると戸惑ってしまうそうです。
日本の『君が代』も似たようなものですよね。

一応、あまり一般的ではない単語の意味を列挙しておくと、
rejoice は「喜ぶ」で toil は「労苦」、girt by は「〜に囲まれる」、
abound in は「〜に富む」、strains は「調べ(メロディ)」ですね。
もっとも、toil は直前にある soil と韻を踏むために使ったという感じですが。
(他にも free と sea, rare と fair といった韻が踏まれていますね)

ちなみに、ネット上では Nature's gift の nature を
素直に「自然」と訳している方も多いですが、
本来、これは Mother nature の nature で、
日本語だと「造物主」とか「自然の女神」、「天」といった意味合いのハズです。

また、for toil が wealth だけにかかるのか、
それとも golden soil にまで及ぶのかは解釈が分かれるところです。
仮に golden soil にまでかかるとすれば、
開拓者たちが土地の開墾に骨折ったことを労うような意味にも取れます。
(上の和訳では、wealth だけにかかっていると解釈しています)

さて、個人的に解釈が最も難しいと思うのは、
In history's page, let every stage Advance Australia fair! の一節です。

まず、page が複数形でない理由がよく分かりません。
よく「歴史の1ページ a page of history」といった表現をするので、
本来ならば複数形になっても良さそうです。
どうやら page は、雅語で「書物」とか「記録」といった意味があるそうなので、
In history's page は、恐らく「歴史の軌跡の中で」くらいの意味なのでしょう。

次に let every stage 〜 ですが、使役動詞 let の目的語が every stage で
目的語を意味上の主語とした補語(動詞)が advance と考えられるので、
末尾の fair を除いて直訳すれば、
「歴史の軌跡の中で、あらゆる局面がオーストラリアを前進させるようにせよ」
となると思います。

つまり、どんなときであっても、オーストラリアを良い国にする努力を
怠らないようにしよう、という前向きなメッセージだと解釈できます。

最大の問題は、末尾の fair です。この fair の品詞は何でしょうか
歌詞の文脈上、竹馬としては副詞と考えるべきだと思いますが、
詩であることも考慮すると、後置修飾の形容詞とも考えられます。

ネイティブでもかなり戸惑うらしいので、この fair の品詞を断定できる日本人は、
思い込みの激しい人を除けば、かなり少ないと思います。
そんなわけで、この fair に関しては以下で更に深く掘り下げてみました。


[ fair は何を意味しているか?]
以前、このブログでオーストラリア国歌について書いたとき、
曲題 Advance Australia Fair にある fair は「真っ直ぐに(進む)」
という意味の副詞だと断言してしまいましたが、実際はそうとも言い切れないようです。

この fair が英語話者にとっても理解に苦しむものだという証拠があります。
オーストラリア ABC で最近放送された "Wise Words" という
英語の専門家が視聴者からの質問に答えるという趣旨の番組において、
この曲題の意味を問う質問が採り上げられていました。

質問の内容は以下の通り。
What does "Advance Australia Fair" mean?
Does it mean Advance Australia moderately?

(Advance Australia Fair とは、どういう意味ですか?
「オーストラリアよ ほどほどに進め」という意味でしょうか?)

専門家は、この fair の意味は両義的(「曖昧」という意味)であると認めたうえで
統語論(文法)的には、古い英語(特に詩歌)で見られる形容詞の後置修飾だとしています。

一方、竹馬自身としては、命令形の動詞 advance にかかる副詞だと思っていました。
根拠となるのは、歌詞の1、2番目にある曲題と同様の fair が
副詞として機能していると考えられる点です。

1. In history's page, let every stage Advance Australia fair!
2. With courage let us all combine To advance Australia fair

1番目の歌詞では、advance が 使役動詞 let の目的語にかかる動詞であり、
advance の目的語が Australia ですから、fair を副詞と考えるのが自然です。
これを後置修飾の形容詞だと主張するには、
それなり相応の特別な根拠が必要ではないでしょうか。2番目も同様です。

このように、曲題だけを取り出すとあたかも後置形容詞のようにも見えますが、
歌詞中の文脈としては、やはり副詞ではないかと思うのです。

ネット上に置かれている他の英訳を眺めてみても、形容詞派と副詞派が半々くらいで
その形容詞派の中でも「美しい」という意味と、「公明正大な」という意味とで二分しています。

また、同様に英語話者による解釈では、
この fair が justly と同義だとする意見(副詞派)もあり、非常に錯綜しています(笑)

とはいえ、原点に戻って考えてみれば、そもそもこれは歌詞ですから、
「こう解釈すべきである」とは言えないものでしたね。

同じような例として日本の国歌『君が代』の「君」が何を指すのかという問題があります。
国歌として採用されたという文脈からすると、
「天皇陛下」であるという解釈が成り立つわけですが、
この歌の出自が薩摩琵琶の歌『蓬莱山』という
結婚式といった祝の席で歌われる郷土歌であったという事実を考えると、
「君」は祝の席の主役、たとえば花婿や花嫁という解釈も十分に可能です。

結論としては、あえて「君」という曖昧な言い方をしているのですから、
肩肘を張らずに自由に解釈して良いということになります。
それが「詩」という文化の面白いところですしね。

というわけで、竹馬自身の最終的な解釈としては、
歌詞の作者(Peter Dodds McCormick)があえて fair という多義的な言葉を選び、
かつ多様な解釈が可能な位置に fair を置いたとしておきます。
無理に訳そうとする試み自体が無粋だったかもしれませんね。
Posted at 00:00 | English | COM(0) | TB(0) |
2009.07.12

Frustration

今日はあえて罵倒モードで行く。

ろくに英語も出来ねーくせに海外留学するヤツ。
現地でサバイバル英語を身に付けて、
「エイゴできるよーになったョ(^ヮ^)」とか勘違いしてんの。見てらんない。

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Posted at 00:00 | English | COM(0) | TB(0) |
2009.06.26

Hit the steets with a look that's a little bit; otaku

街でこんなフレーズが書いてある服を着ている人がいた。

"Hit the streets with a look that's a little bit; lady"
(ちょっとばかりレディーな装いで街へ繰り出そう)

この英語のフレーズは、文法的に若干おかしい部分があります。
しかし、広告に使われるフレーズには、人々の注目を集めるため、
意図的に崩した言葉を使うことが多いそうです。

たとえば、good の最上級 best を誇張するために
bestest という造語を使った広告もあります。

ex. Da bestest food in Hawaii (ハワイでとびきり最高の料理)
※ Da = ハワイ方言で "the"

言葉を使うのは人間ですから、
ときに文法を逸脱することも当然許されるわけですね。
Posted at 01:09 | English | COM(0) | TB(0) |
2009.06.26

Twin-tail, Angel wings, and Cherubs

日本で言うところの「ツインテール」という髪型は、
英語では angel wings つまり「天使の翼」というらしい。
(ただし、一般的には bunches と呼ばれています)

たぶん、これは「ケルビム」という天使の姿から
連想された名称なのだと思う。

実際、古い宗教画や彫刻で描かれる天使の姿は、
私たちが知っているイメージとはかけ離れていて
胴体がなく、首から翼が生えていることが多い。

西洋人の髪は、強いクセ毛であることが多いので
ツインテールの両房がケルビムの翼のように見えなくもないだろう。

ちなみに、よく知られた「キューピッド」の姿は、
ケルビムをモデルとしているらしい。

そのせいか、ケルビム cherub の形容詞 cherubic は、
「太めだけど可愛いらしい」という意味だったりする。

「パリ市にあるノートルダム聖堂のケルビム像」
cherubs.jpg
Taken by Vassil / Licensed as CC-BY

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